春の花の代表といえば、チューリップ。春らしいピンクのチューリップとガーベラのアレンジメントです。 ふんわりと軽やかに春の風を感じるようなアレンジに仕上げます。とても少ない花材ですが、豪華に大きく見せるアレンジメントのコツをご紹介します。 |
・花ハサミ・ナイフ(なければカッターでも可) ・ホチキス ハサミは工作用などのものは、茎を切る際、茎の断面をつぶしてしまいますので、できればお花用のものが良いです。 |
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オアシスと呼ばれる、吸水性スポンジ。 花を挿すスポンジです。 1ブロックは大きいので器に合わせて小さくカットして使います。 必要な分をカットしてから水につけてくださいね♪ |
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使っている花材 (左から) チューリップ 2本 ガーベラ 3本 ホワイトレースフラワー 1本 ヒペリカム 2本
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使っている葉物 (左から) ピトスフォルム 1本 ドラセナ 1本 リリオペ 2本
※使う花や葉物は、他のものでも大丈夫です。手に入るものを代用してくださいね |
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では、まずは花器とスポンジをセットします。これを”ファンデーションワーク"といいます♪ 今回はどこにでもあるちいさめのガラスのコップを花器として使用しました。ごく普通のガラスのコップでも、素敵な花器になりますよ☆
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ドラセナの葉を1枚、ガラスのコップの内側のサイズに合わせて丸めてホチキスでとめます。
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こんなかんじです。 ガラスのコップの中にすっぽりと入るように大きさを調整してくださいね。これで素敵な花器になりました♪
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花器より上に少し出るぐらいの大きさにスポンジをカットして、角を落とします。 ドラセナの葉が透けてクリアな花器の完成です(^^)
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ここまででファンデーションワークは終了です。ではアレンジしていきましょう。 |
いちばん長く挿すチューリップを1本、長さを決めて茎を切ります。 長さは器の高さの3倍程度に。 例えば器が5㎝だったら花をさして高さが15㎝ぐらいになるように切ります。 だいたいで大丈夫です(^^) |
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茎は斜めにカットします。 そうすることでスポンジに挿しやすくなり、吸水もしやすい上に、しっかり固定されます。 |
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このように一番長いチューリップはスポンジの真ん中より少し後ろに挿します。スポンジには約2センチぐらい挿せばOKです。 チューリップは茎が曲がっているものが多いですが、まっすぐでなくても大丈夫です。 自然のカーブをアレンジに生かしていきます。 |
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つぎにこちらのおおきな葉っぱ、ドラセナを使ってスポンジを隠しながら底辺の形をつくっていきます。 アレンジするときはまずスポンジをカバー(隠す)します。 後からだとたいへんなので☆ |
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大きな葉はそのままでは使いにくいですが、ちょっと手を加えることで数枚しかなくてもボリュームのあるカバーグリーンになります。 葉をこのように丸くしてホチキスで止めます。 同じものをあと2つ作ります。 |
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3つのドラセナの葉とピットスフォルムの枝を交互にさしたところです。 ピットスフォルムはすこし長さを変えておきます。 これでほぼ底辺のカバーができましたね。 つぎは花をバランスよく挿していきます。 |
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もう1本のチューリップを右に、少し長めに挿します。 ガーベラを1本、それより短く切って、左側に挿します。 形としては、右に少し長い三角形を作るような感じです。 すこし三角形を崩したほうがよりナチュラルなアレンジになります。この時も花が後ろを向かないように気をつけます。 大まかなフォルムはこれでできました(^^) |
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つづいて、こちらのヒペリカムというまるい実のような花ですが、大きな塊になっているので、小房にわけます。 いくつかにわけたら、低くスポンジを隠すような感じで挿していきます。
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残りのガーベラ2本は、真ん中と右に入れたチューリップの間に1本と真ん中のチューリップの後ろに低く挿します。 「後ろに入れる」というのは、後ろむきに入れるという意味ではなく、アレンジの奥行を出すための花です。 なので、後ろですが、花は上に向けてさしてくださいね。 そして、ヒペリカムをその足元に低く入れた状態です。 |
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同様にホワイトレースフラワーを挿します。
こちらはふんわり広げるようにボリュームを持たせて挿します。 |
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このように短く切って、下のほうでふんわりと広げる感じです。 |
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ホワイトレースフラワーを挿したところです。 ここまでで、ほぼ形は出来ました。 長い花と短く入れる花をバランスよく配置することで、奥行が出来て、空気感を感じるアレンジになります。 つづいてリリオペという細長い葉物をひと工夫します。 |
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こちらがリリオペです。ミスカンサスともいいます。 |
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1本はこのように丸めてホチキスでとめます。
少しラフな感じに丸めるとよりナチュラルな感じになります。 |
リリオペを左の大きな空間に飛び出すように挿します。 もう1本は丸めずそのままで、少し長さを切って空間に振り出すように挿します。 空間に細い葉を少し振り出すと、よりふんわり感が増しボリュームを出すコツです |
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~少ない花でも豪華に飾る~アレンジの完成です(^^) サイズは 横30㎝ 縦30㎝ です。 どうでしょうか? 大きな花は6本しか使っていませんが、長さを出すもの、巻いてボリュームを出すものなど、ちょっとしたコツで、大きく豪華なアレンジメントになります。
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今回はチューリップを使いました。 春の時期に良く出回るスイートピーなどでも長さを出す花として使えますので、春の花でいろいろと試してみてくださいね(^^) |