参考文献:講談社「フラワーデザイナー資格試験テキスト」:六耀社「フラワーデザイナーのための用語集」
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フラワーデザインではアレンジメントや花束の外側の花材で形づくられる輪郭のこと。アレンジする際、花材の種類やサイズ分量など大まかな構想をするという意味でも使われる。
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フラワーデザインでは左右非対称のデザインを意味する。
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布やリボン、紙などの素材で人工的に創った花のこと。シルクフラワー、ワックスフラワーなど。ディスプレイの装花として人気がある。
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全ての植物の茎が集中する一点のこと。自然に即さない構成法。アレンジした時は、フローラルフォームの中になるが、花束の場合は束ねの位置を指す。
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球根から茎が出るようにすべての植物の茎が一つの出発点からでているような構成を指す。自然に即する構成法。アレンジした時は、器の下に想像上の一生長点があるように挿すと自然な感じになる。
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茎にワイヤーを挿し込んで留める方法。ワイヤリングメソッドの1つで、茎の内部が柔らかい花や空洞になっている花に用いる方法。茎にワイヤーを差し入れ、自由に茎を曲げたりまっすぐにのばしたりする。
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垂直形」フラワーアレンジでは垂直に構成するアレンジメントのこと。縦に伸びる線がうつくしいほっそりした造形。シンメトリーで180度展開。
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バラの花弁を重ねて、一輪の大きなバラを形成すること。英国のビクトリア王朝時代の華麗さを持つ大輪のバラのイメージから名づけられた。ローズメリアともいう。
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社団法人日本フラワーデザイナー協会。 Nippon Flower Designer’s Associationの略。
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L字型に構成するライン・アレンジメント。アシンメトリーで180度展開。Lパターンともいう。
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楕円形のアレンジメントやブーケ。アウトラインが楕円形になるようにシンメトリーに構成される。底部が膨らんだ卵型が一般的。
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四方見のデザイン。360度に構成したデザインのこと。どの角度から見ても花の造形性が感じられる作品。
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花をいける器。陶磁器製、竹製、木製、ガラス製、などがある。形はさまざま。
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懸垂形に構成したブーケ。キャスケードとは、「滝」の意。滝のように流れるラインが特徴のブーケ。
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フラワーアレンジメントのファンデーションの一種。水を吸水させて花を挿す。吸水性と保水性が高く、アレンジする大きさに合わせて自由にカットして使う。どの方向からでも挿すことができる。フローラルフォーム。 |
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「葉」。時に枝物を呼ぶこともある。グリーンのみで構成するものをグリーン・ブーケ、グリーンアレンジなどという。
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スティック状のプラスティック製の糊を溶かして使うためのヒーターのついた器具。熱で溶かしながら使用する。熱に弱いものを除いてあらゆるものに使える。
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集合体を配合、配置すること。フラワーデザインでは、同じ花、葉などをまとめて配置することをいう。異なる強さの2つ以上のグループの配置による構成。色をまとめる、種類でまとめる、などがある。
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十字留め。ワイヤリングメソッドの一つで、茎に対して直角に2本のワイヤーを十字にさしとおし、曲げおろすこと。
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配置法の一つ。さまざまな生長点や焦点からでた植物が自由な角度で交わる造形。少ない花材で大きなデザインを可能にした。
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構造を表現したもの、または構造を土台としてつくったもののこと。
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衣服や体に直接または間接に飾るちいさな花束の総称。髪、肩、胸、手首、足首など、帽子、バッグ、靴などにもつけることができる。
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構造的構成のひとつで、材質感を主にした形態のこと。できるだけ単色の色合わせにして、植物をグルーピングしたり微妙な段づけや角度づけをして材質感を表現する構造のこと。
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180度展開で、片方に花の正面性がある。正面と左右の三方から見るアレンジ。
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自然らしい様。フラワーデザインでは、造形のイメージとして、植生的なものや景観的なものをさす。
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360度展開でどの方向から見ても花の正面性があるもの。 |
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スティールのワイヤーに紙が巻かれている状態のワイヤー。滑りにくく、ワイヤーが見えてしまうときに使う。 |
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植物が自然に生長する姿を尊重した配置や構成。背の高いものは高く、下草のように低いものは低く構成する。 |
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アシンメトリーの反対語。フラワーデザインでは左右対称を意味する。 |
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発泡スチロールよりも組織が粗くできており吸水性はない。アーティフィシャルフラワーなどのアレンジメントのファンデーションに用いられる。 |
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らせん状。フラワーデザインでは、花束の束ね方の技法。茎をらせん状に束ねることで手の大きさを超えた大きな花束を束ねることができる。 |
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1本の主茎から複数の花茎をだし、小輪の花を数個つける種類のこと。 |
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花と茎を分離しフローラルフォームの前部に花を、後部に茎をさして花束のようにみえる構成のアレンジメント。 |
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植物の特性を重視して、自然に即する作品の植物の起点のこと。すべての茎が一つの起点から出ているものを一生長点という。それぞれの茎が独立した起点からでているものを複数生長点という。 |
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補正・補強・保護の方法のこと。ワイヤリング・メソッドの1つ。巻きつけることで折れやすい茎を保護したり、曲がりをなおしたりする。 |
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まばらなところと、密集しているところがあること。フラワーデザインテクニックのひとつ。
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金網。網目の大きさ、形、色などさまざま。花を留めたりフローラルフォームとあわせて花を固定するために用いる。装飾用に使用する場合もある。 |
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花を造形する場合、奥行や立体感を出すために個々の素材を高低差をつけて構成
すること。 |
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ワイヤリングメソッドの一つ。数本の茎をひとつの束ねてまとめたり弱い茎を補強する時などにワイヤを1か所に数回巻きつけて留める。 |
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「材質感」素材表面の質感。触感や視覚に由来し、ざらざらした、粗い、細かい、ガラス的、金属的、ビロード的など、肌触りのこと。表面構造ともいう。 |
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細いメタル・ワイヤーをスパイラル状に加工したもの。引き伸ばしながらからませるようにして用い華やかさを演出する。 |
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ワイヤリングした花や葉、ワイヤーにフローラルテープを巻くこと。 |
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装飾の目的でテーブルの上に置かれた花のアレンジメントのこと。食卓を飾る花は、オールラウンドデザインのものが多い。 |
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粘土で作られた、赤褐色の素焼きの鉢やタイルの総称。 |
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装飾的に刈り込んだ低木の造園用語。フラワーデザインでは、刈り込みのような形態に構成するアレンジメントの呼称。 |
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半円球。半円形に構成する360度展開のアレンジメントの形。 |
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花材の姿をそのまま生かして、花瓶や壺にいける方法。 |
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ハ行~ワまではこちら>>
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