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第49回 桃の枝で雛祭り ~長く枝を使って~ つづきです

vol7-2  花用ハサミとナイフをご用意ください
1 枝を使ったような大きなアレンジの場合は重さのあるしっかりした花器を使いましょう。転倒しないようにするためです。隙間がないようにしっかり吸水フォームをセットします。
2 花材です。

ブプレリウム フリージア チューリップ ガーベラ ワックスフラワー マトリカリア

ハラン ルスカス

3 桃の枝数本
4 ハランという葉っぱです。

斑入りなものが綺麗です。

個性的なカバーグリーンとしながらも目立つよう使います。

 

5 ルスカスという葉っぱです。

こちらは短くカットしてカバーに使いましょう。

 

6 ハランを重ねて入れ、立体的に入れました。
7 桃の枝を切り分け、形を見ながら中心から広がるように入れます。

短い枝は手前に入れましょう。

 

8 ガーベラです。スパイダー咲といわれる種類のお花です。
9 3本あるので、真ん中と手前と奥にも入れました。
10 チューリップです。

春を代表するお花です。

11  長さを違えて真ん中にいれました。
12 こちらも春の花の代表格

フリージア。黄色が差し色になります。

13 2本、低くいれました。
14 ワックスフラワーです。

小さめのお花が可愛らしく、隙間を埋めるのに最適です。

15 小枝にわけて、入っているお花の間にふんわりと入れましょう。

アレンジメントでは、メインにならない小花には全体をまとめる作用があり、とても重要な役割があります。

16 八重咲のマトリカリアです。こちらは飛び出すようなイメージでふんわりといれましょう。

 

17 メインのお花の間から飛び出すように。
19 ブプレリウムです。

アレンジメントに動きをつけます。

曲がりをみて、ふんわりといれましょう。

20 3方見のデザインではありますが、後ろにも多少の花材を入れていきます。

横から見たときに前傾姿勢にならないようにしましょう。

21 正面の器と花との境界にも花材をいれます。

器と花の一体感が生まれます。

22 全部の花材が入りました。

上から見たらこのような感じです。

バランスよく入ったでしょうか。

fin

完成です。

枝にはつぼみがありますので、咲いてくることを考えて花は低めに入れます。

ですが、枝物と花が分離しないよう、花は高低差をつけながらバランスよく配置していきます。

華やかに仕上がりました。

春の一大イベント、ひなまつり。おひな様飾りの横に飾って欲しい桃の花のアレンジメントです。大きな飾りをイメージして大きめのアレンジにしましたが、小さめの場合は手順は同じで、枝を短くして低めに展開してみてください。その場合は器も低めのものを選ぶとよいと思います。

今年は家族で楽しいおうち雛祭りをお過ごしくださいね。(^^)/

次回50回もお楽しみに