kokuuこんにちは。
日本の二十四節気のひとつ「穀雨」。4月20日頃から5月初めの「立夏」までをいいます。

穀雨とは…たくさんの穀物を潤す春の雨が降る時期のこと。
この時期の最後には、立春から数えて八十八日目にあたる八十八夜を迎え、夏へと季節は移り変わります

そんな穀雨の頃にちなんだlessonで製作した生花のアレンジ。ムギを印象的に使って茎を長く見せ、高く展開するアレンジです。広い空間に飾っても存在感のある、とてもスタイリッシュなデザインです。

今年はなんて雨の多い春なのでしょうね。
そう思って春の雨について調べてみたら、春の雨にはいくつも呼び名があることがわかりました。
瑞雨ずいう(穀物をはぐくむ雨)
甘雨かんう(草木をうるおす雨) 
催花雨さいかう(早く咲いてと促す雨) 
菜種梅雨なたねづゆ(菜の花が咲くころの雨) 
卯の花腐しうのはなくたし(長く降りすぎて花が腐ってしまうほどの雨)などなど。

ときに日本古来の言葉には風情を感じます

日本語って本当に表現豊かな言葉ですね

ではまた