~センスUPアレンジ~ vol.4 縦長のアレンジ ”ラインを生かしてアレンジするコツ”つづきです。

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 まず、チューリップを5本、曲がり具合などをよーくみながら、真ん中あたりに1本、いちばん長いのを挿します。

その他の4本も曲がりを見て、少し長さをかえながらずらすように配置します。

いちばんに挿したいちばん長い花の周りに挿してください。

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 このような感じになりました。

チューリップは茎がカーブしているものやまっすぐのものなどいろいろなので、うまくその茎の向きをいかして挿します。

だいたいで大丈夫です

いちばんまっすぐだと思う花を、いちばんに真ん中に挿せばあとの4本は、その周りにそれぞれの長さを変えて、挿せばOKです

茎の根元の部分はまっすぐになるように注意してください。

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 このような感じです。

長さがあるので、茎はなるべく深く挿します。

2から3センチはしっかり挿しましょう

 

 

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 づついてアスチルベをスポンジを隠すように挿していきます。

ふわふわっとした綿菓子みたいな花です。

ふんわりと広げるような感じで挿していきます。

ほんのりピンク色でかわいいですね

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 アスチルベを挿し終わった状態です。

アスチルベの葉もカバーグリーンとして使いました。これでスポンジは隠れましたね

アスチルベも先がいろんな曲がり方をしてるのでうまく生かして動きを出しましょう。

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 つづいて、こちらはコデマリ(小手毬)です。

小さな花がてまりのように咲きます。バラ科の落葉低木で枝は細く枝垂れるので、そのカーブをうまくアレンジに使います。

1本でも枝分かれしているので、枝に分けておきます。3本あればOKです

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 いちばん長い枝を、曲がり具合と花の向きを観ながら、チューリップの後ろ(上の矢印のところ)に、もう1本を再度から前へ(下の矢印のところ)に挿します。

チューリップの茎だけだった部分に、コデマリのラインが加わってぐっと引き締まりました

 

コデマリ、もう1本は反対方向に短めに挿します。

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 先の2本のコデマリが右の方向へ向いているのでもう1本は左のほうへ振り出すように挿します。

花の向きをみて後ろ向かないように気をつけて枝を選んでください。

 

枝が長い場合はカットして適当な長さにしてくださいね

 

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 つづいて、マトリカリアです。

小枝に分けてカットしてください。

こちらはアスチルベの間に、ふんわりと挿します。

長さはアスチルベと同じぐらいです。

ふんわり感がさらにアップしますね

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マトリカリアアスチルベが挿し終わた状態です。

マトリカリアは少し広げる感じで挿しましょう。

春風に揺れるような感じに

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これで完成です。

どうでしょうか?

サイズは

高さ 45 ㎝
幅  25 ㎝
ぐらいです。

チューリップの縦のライン、

コデマリの枝のライン。

 縦に長いアレンジは、とても
スタイリッシュになりますが、
まっすぐ上に伸びる花材だけ
ではなく、曲がった枝や茎
なども加えてみましょう

そうすることで間延びせず、
躍動感と空気感のあるアレンジ
になりますよ

春風にゆれているように
ゆったりとふんわりと…

 

 

今回も花材はこれに限らず、手に入る花で代用されてくださいね。

今の時期なら、チューリップがたくさん出回っていますしお安いですのでたくさんアレンジに使いましょう。
チューリップは色んな種類があって、小さいものから大きいものまでいろいろです。
今回は大きめのものを使い、茎の長さを生かして大きなアレンジにしました。

小さめのチューリップならもう少しサイズダウンしてみてくださいね。バランスが大事です

 

次回第5回は、箱の中に花を詰め込んだフラワーボックス、「ボックスアレンジ」をご紹介します。

箱に花を詰めるだけ?ですが、ちょっとしたコツで、”ただ詰めた花”、ではなく”アレンジメントされた花”になりますよ

カンタンなのにとってもおしゃれで可愛いですので、おたのしみに

では