花束には茎をそのまままっすぐ束ねるパラレルと、らせん状に束ねるスパイラルという方法があります。 一般的な花束(ブーケ)と呼ばれるものは大抵スパイラルで組まれています。そのほうが丸く大きく広がるので豪華ですし、自立しますので水盤などに水を張ってそのまま立てても飾れます。 花束を作る上でスパイラルはなんといっても基本ですので、ぜひチャレンジしてしっかりマスターしましょう。花束が出来ると、アレンジメントの幅もひろがります(^^) |
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今日の花材 マーガレット 5本 |
葉物たちはこちら ドラセナ 1本 底辺に大きめの葉っぱがあると仕上がりがキレイですので、ドラセナやレモンリーフなど大きめの葉物を数枚用意します。
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まずは、束ねる前に必ず、茎の下のほうの葉っぱを取ります。 最後にヒモで縛る部分(バインディングポイント)より下の茎には葉っぱはいりません。 なのでだいたい半分から下の葉っぱは最初に取り除いておきましょう。でも、ここで葉っぱを全部取らないように注意しましょう☆ バインディングポイントより上の葉っぱは、花束のボリュームとして大切な部分ですので必ず残しておきます。 微妙な位置にある葉っぱは束ねるときにいらなければ取ればOKですので☆
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こちらはナルコユリという名前の葉っぱです。 下の葉っぱを落としてこんな感じです。
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それでは下葉の処理が終わったら、束ねていきましょう。 |
まず大きめの花と葉っぱを数本持ちます。 これを中心に、周りにどんどん花と葉を重ねるように上に置いていきます。 一本重ねたら少し右に回す感じでくるくるとらせん状に重ねます。 |
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このように立てて持ち、左斜めに傾ける感じで重ねます。 上にどんどん重ねます♪ |
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上にどんどん重ねます。 左手に持って束ねるのは、最初はちょっと難しいかもしれませんので、このようにテーブルに置いて束ねるとやりやすいですよ |
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ですが、途中何度か上から見て、花がバランスよく入っているか確かめましょう |
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このように左手の親指と人差し指の2本で持ちます。 |
後の3本の指は軽く添える感じです |
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上から見て、丸くなっていればだいたいOKです。 バランスよく花も入ってるということです。 だいたいでOKです(^^) |
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花を全部束ねたら、最後に底辺にもグリーンを加えます。 ドラセナとアイビー、リリオペなどを回りにバランスよく。 |
全部束ねたら手で持っている部分をヒモなどで縛ります。麻ひもなどがあればそれでもいいですが、今日はもっと簡単に輪ゴムで縛ります。 しっかりと緩まないようにしっかりと。 |
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縛り終えたら、茎を掌の幅ぐらい残してカットします。 出来るだけまっすぐにカットしましょう。 |
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束ねたら、茎を少し広げます。 花束がゆったりと広がり、きれいなラウンド型になります。 |
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綺麗なスパイラルに束ねられていればこのように自立します。 自立したということは、バランスよく束ねられたということです。 |
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これで完成です(^^) このまま自立するので、浅く水を張ったお皿のようなものに立てて置いて飾ることもできますね。 ガラスの透明な花瓶にいれても、茎がきれいなので見た目にも美しいです。 なにより、水を変えるとき、形が崩れませんのでとても楽です(^^) 大きさは使う花にもよりますが、だいたい直径25㎝ぐらいです。
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スパイラルは最初は難しいかもしれませんが、何度かやっているうちに慣れます(^^) うまくいかなかったとしても、何度でもほどいてまた束ねればいいですし練習できますので大丈夫☆ これをマスターすれば、花が数本あれば、ささっと束ねてミニブーケにして飾れますね。 ラッピングすれば、ちょっとしたプレゼントにもなります。 |