単に縦に長い花器を使うのではなく、茎のラインを生かしてアレンジ全体が縦長のスタイリッシュなアレンジです。
縦に長くするとどうしても間延びしたデザインになりがちですが、そうならないように気を付けながらアレンジしていきましょう。 縦長ではありますが、動きのある花材も使って躍動感のあるアレンジにしていきますよ☆ |
使う道具です。 ・花ハサミ・ナイフ(なければカッターでも可) ハサミは工作用などのものは、茎を切る際、茎の断面をつぶしてしまいますので、できればお花用のものが良いです。
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今日の花材です。 左から マトリカリアシングルペグモ 1本 以上です。
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今日使う花器です。 小さめで大丈夫ですが、背の高いアレンジにするのでできるだけ重さのある花器がいいです。 花の重みで倒れないように・・・です。 高さは約 9cmです 今日は、ふつうの花器を使うのでセロファンなどでスポンジを包む必要はありません。そのまま吸水したスポンジを、花器にセットしてください。
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器に吸水したスポンジをセットしたら、アレンジしていきましょう。 |
まず、チューリップを5本、曲がり具合などをよーくみながら、真ん中あたりに1本、いちばん長いのを挿します。 その他の4本も曲がりを見て、少し長さをかえながらずらすように配置します。 いちばんに挿したいちばん長い花の周りに挿してください。 |
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このような感じになりました。 チューリップは茎がカーブしているものやまっすぐのものなどいろいろなので、うまくその茎の向きをいかして挿します。 だいたいで大丈夫です(^^) いちばんまっすぐだと思う花を、いちばんに真ん中に挿せばあとの4本は、その周りにそれぞれの長さを変えて、挿せばOKです。 茎の根元の部分はまっすぐになるように注意してください。 |
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根元はこのような感じです。 全体が長いので、茎はなるべく深く挿します。 3センチくらいはしっかり挿しましょう◎ |
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づついてアスチルベをスポンジを隠すように挿していきます。 ふわふわっとした綿菓子みたいな花です。 ふんわりと広げるような感じで挿していきます。 ほんのりピンク色でかわいいですね。 |
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アスチルベを挿し終わった状態です。 アスチルベの葉もカバーグリーンとして使いました。これでスポンジは隠れましたね。 アスチルベも先がいろんな曲がり方をしてるのでうまく生かして動きを出しましょう。 |
つづいて、こちらはコデマリ(小手毬)です。 小さな花がてまりのように咲きます。 1本でも枝分かれしているので、枝に分けておきます。3本あればOKです |
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いちばん長い枝を、曲がり具合と花の向きを観ながら、チューリップの後ろ(上の矢印のところ)に、もう1本を再度から前へ(下の矢印のところ)に挿します。 チューリップの茎だけだった部分に、コデマリのラインが加わってぐっと引き締まりました。
コデマリ、もう1本は反対方向に短めに挿します。 |
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先の2本のコデマリが右の方向へ向いているのでもう1本は左のほうへ振り出すように挿します。
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花の向きをみて後ろ向かないように気をつけて枝を選んでください。
枝が長い場合はカットして適当な長さにしてくださいね。 |
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つづいて、マトリカリアです。 小枝に分けてカットしてください。 こちらはアスチルベの間に、ふんわりと挿します。 長さはアスチルベと同じぐらいです。 ふんわり感がさらにアップしますね |
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マトリカリアとアスチルベが挿し終わた状態です。 マトリカリアは少し広げる感じで挿しましょう。 春風に揺れるような感じに♪ |
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これで完成です。 どうでしょうか? サイズは 高さ 45 ㎝ チューリップの縦のライン、コデマリの枝のライン。 縦に長いアレンジは、とてもスタイリッシュになりますが、 そうすることで間延びせず、 躍動感と空気感のあるアレンジになりますよ。 春風にゆれているように ゆったりとふんわりと… |
今回も花材はこれに限らず、手に入る花で代用されてくださいね。
春の時期なら、チューリップがたくさん出回っていますしお安いですのでたくさんアレンジに使いましょう。 チューリップは色んな種類があって、小さいものから大きいものまでいろいろです。 今回は大きめのものを使い、茎の長さを生かして大きなアレンジにしました。 小さめのチューリップならもう少しサイズダウンしてみてくださいね。バランスが大事です(^^) |